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2014年12月 ローマ&ヴァチカン旅行記

30 サン・ピエトロ大聖堂【内部】



エレベーターを降りて、気付くともう内部へ入っておりました。
『サン・ピエトロ大聖堂』
心の準備なく、唐突に聖堂内に足を踏み入れたものですから、
早速、目の前の彫刻に圧倒されるの巻。


す、すごくキレイ☆そして大きい! 聖水盤もとびきりビッグ!

エレベーターからだと、正面向かって左側から出てくるので、
まずは身廊を拝見しようと、正面入口側に回ります。
途中、立派すぎる聖水盤↑がありました。


この大空間を見よ〜! 長ーい身廊。 柵の内側は教皇だけが歩く道。
左端で設営中のプレゼピオ。

左を見ると設営中のプレゼピオ、右を見ると、、
ややっ!!
あの人垣はまさしく。


薄暗い中、煌々とスポットが当たっていますよぉ。 ミケランジェロ作「ピエタ」ですっ。
ガラス越しで少し見づらいけれど、 聖母の悲しみが伝わってくるよう。 慈悲に満ちた聖母は、
少し若く作られているそう。

ピエタ像を見ていると、ちょうど近くで日本人ガイドさんが説明をされていて、
盗み聞いた漏れ聞こえたところによると、

ミケランジェロさん25歳の時のこの傑作は、若くして亡くなったお母さんがモデルとも言われ、
聖母がとても若い姿なのはそれが理由なのだとか。
なるほど〜




続いて身廊の最奥部へ。
何もかもが目を見張る芸術品の数々だけれど、ひと際目を引くこの存在感!
ベルニーニ作ブロンズ製の大天蓋「バルダッキーノ」


この大きさったら。 細部に至るまで豪華な装飾。 更に後陣がまたすごそう。
正面から見るとこう。
教皇の祭壇を覆っています。
後陣の「聖ペテロの椅子」の背後。 実は、ミサ中で近付けず。。

思いっきりズームして写真に収めましたけども、
実はこの時ミサが行われていて、聖ペテロの像↓の辺りから規制線が張られており、
一般の人は大天蓋に近づけず(u_u;)
ちょっと残念だけど、そればっかりは仕方ないですね。。


初代ローマ教皇と言われる、
「聖ペテロの像」
右足に触れるとシアワセに
なれるとか。
大理石の椅子に座って
いらっしゃいます。

そんなわけで、聖ペテロの右足にも触れられずでしたが、
ありがたいお姿はしっかり目に焼き付けさせていただきましたっ。



聖堂内はどこを見ても美しく豪華で、目のやり場に困る程。
素晴らしい装飾の教会や聖堂はたくさんあれど、こちらはサイズ感が桁違い。
この空間に見合う大きさにすると、こうなるんですかね。


40箇所以上の祭壇があるそう。 祭壇画も大作揃いです。 礼拝堂は11箇所。
天井だけでも見飽きません。 さっき歩いた、
クーポラを見上げてパチリ。
小さなドーム天井が
幾つもあります。
天井のモザイク。 黒っぽいところで規制線が
張られています。
反対側の天井のモザイク。
身廊上部の天井装飾。 すごく惹かれた彫刻。
光の当たり方はもしや計算!?
入口側を見たところ。
教皇のお墓でしょうか。 こちらもお墓の入口かと。彫刻が何しろ圧倒的です。

サン・ピエトロ大聖堂に来たことがある友人らが、「あそこはスゴイよ!大きいよ!」と口々に言うので、
私も「すごいんだろうな〜大きいんだろうな〜」と、大いに期待して臨んだわけですが、
期待を裏切らないどころか、私の想像する「スゴイ」を遥かに超えたスケールで大感激!
ローマに来てよかったよぅ。。としみじみし感じたのでした(n_n;)




ここは何かな?と通路を進むと、皆さんが足を止めるパネルがあり、
よく見ると、歴代教皇が書かれていました。


歴代教皇のリスト。

更に奥に進むと『宝物館』があり、宝物館の手前を右に入ると小さなショップが。
ちょっと覗いてみましょう。


ロザリオ。 シルバーの置物など。 カラフルものもたくさん。
ピエタの置物。 フランシスコ教皇の缶入りロザリオ。 こちらはキャンドル。

この後、またまた何があるのかな?と、聖アンドレアの像辺りの階段で地下へ下りましたら、
歴代教皇のお墓が並ぶ、地下遺跡でした。
撮影していいものかわからなかったので写真はないのですが、
ガラス越しの聖ペテロの豪華なお墓や、ヨハネ・パウロU世のシンプルなお墓
たくさんの石棺などが置かれていました。
そのまま地下から大聖堂の外へ。




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