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2018年7月 ロンドン旅行記

09 ロンドン塔〈The White Tower〉




ロンドン塔の守り神とも言えるワタリガラスさんにご挨拶した後は、
ロンドン塔の象徴的建物、
『ホワイト・タワー』へ。

遠くからでも目を引く高さの城塞。 Wardrobe Towerですって。 あの木製の階段から入ります。

ホワイト・タワーでは、歴代王の甲冑や武器の展示に加え、
ロンドン塔の歴史の紹介、チャペルなどが見られるそうです。


階段を上がって入口へ。 階段から見た所。

まずは、甲冑がずら〜り。
人間用と馬用、それぞれにかなりの数が並んでおりました。
その名も「Line of Kings」


馬の甲冑にも装飾が。 動きづらそうですけどねぇ。 有名なヘンリー8世の甲冑。
とても大きい!

ヘンリー8世と言えば、私には「ブーリン家の姉妹」という映画で描かれていた、
女性に弱い上えらく勝手な王様、という印象が強いんですけども、6度も結婚されていたんですね。
現実は映画以上でした。。


セント・ジョン・礼拝堂。 これは何だったんでしょう?・

展示の中には、日本の鎧兜や拷問の道具などもありました。

地下はさながら武器庫。 イングランドの象徴、金のライオン。 かつての国章でしょうか。

大砲や銃にも繊細な装飾が施されていて、
なぜこんなところにまでお金を、、とか思ってしまいますが、
隅々まで贅を尽くすのが王の権威、だったのでしょうかね。



最後にショップがありました。


左上のユニコーン、
NYのクロイスター美術館で見た!
カラスモチーフのTシャツ。笑
と思ったら、ぬいぐるみまで(@o@i) ビーフィーターさんのコスチュームや、 衛兵コスチュームのクマ。

カラスをぬいぐるみにして商品として売っているのは、
もしかしたら世界でここだけだったりして。笑
他で見たことないですもの〜



外に出ると、クラウン・ジュエルの建物の前で、衛兵交代が行われていました。
(コスチュームが思っていたのと違うけども・・^^;)

New Guard! Old Guard。 交代式中。

クラウン・ジュエルがとても混んでいるようなので、後で見ることにして、
その他を見て周りましょ。


処刑場跡。アン・ブーリンもここで
斬首刑に処されました。
ビーフィーターさんの通常の
コスチューム。

ヘンリー8世の2番目の妃であるアン・ブーリン
映画ではナタリー・ポートマン演じるアン・ブーリンが民衆の面前で斬首刑に処されていましたが、
実際はロンドン塔の中で人目に触れず処刑された数少ない人の中の一人だったようです。
ほとんどの人は、タワーヒルで多くの国民の前で行われていたとか。


クイーンズ・ハウス。 何やら撮影が。 この背景に全く違和感なし!

クイーンズ・ハウスの青い扉のお家は今でも使われていて、
ビーフィーターさんの家族が住んでいらっしゃるそう。
退役軍人であり厳しい条件をクリアして手にした名誉あるビーフィーターさんたちには、
幽霊がコワイ、、なんてことはないでんしょうね。


トレイターズ・ゲートの説明パネル。
絵の女性はエリザベス1世。
内側から見るとこうなっています。 かつてはシロクマも飼育されていました。

ヘンリー8世の次女であり、アン・ブーリンを母に持つエリザベス1世は、
どんな気持ちで母が処刑された場所であるロンドン塔のこのゲートを入ってきたのか。。




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