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* 64 カサ・ビセンス *



今日は近場で行動する予定だったのですが、
「カサ・ミラ」で見た映像に感化され、ガウディさんの処女作が見たくなったので、
地下鉄移動いたしまーす。

コーナーにある建物は角がカットされた形になってます。 かわいかったのでパチリ こちらも角が切り取られたコーナーの建物。

最寄の「Diagonal駅」からL3ラインに乗車。
回数券のT-10を昨日で使い切ってしまったので、今日はシングルチケットを購入です。

こちら券売機 ゾーン1のシングルチケット 改札に通して、上に出てくるチケットを取ります。
グランドピアノ持ち込みで演奏中〜

ピアノの調べが響く地下道を歩いてホームへ。
どーんと興味深い自動販売機が。

何やらびっしりと商品が。 ドリンクの他、お菓子もたくさん。

こんな自動販売機が会社に欲しいーとか思いつつ、電車を待っておりました^^
そして、目的地はひとつ先の「Fontana駅」
もしかしたら、歩いても行ける距離だったかもしれません。

到着です。 あまり下りる人がいなかったかな。

来てみたのはいいのですが、「カサ・ビセンス」の詳しい地図がガイドブックにも載っておらず、
ちゃんと辿り着けるのかしらん!?と、思ったら、駅に地図がありました!

うんうん、「カサ・ビセンス」が
ちゃんと出てる^^
駅の入口

駅からも近そうだとわかり、安心しててくてく。
ひと駅来ただけで随分と雰囲気は変り、下町風なんだけれど
パームツリーがあったりして、何だかリゾートムード溢れる素敵な街ではないですか〜

じっと待つ。。 こういう色彩があると街が明るい! パームツリーの木陰
この先にあるはず・・ ちょいと路地を覗いてみたりして。

目的地があるであろう路地は、本当にここにあるの??ってくらいに結構狭くって、
当然だけれど、周辺の建物は至って普通(笑)



狭い路地の先に、一際異彩を放つ建物がありましたよー
『カサ・ビセンス』
建築家アントニ・ガウディの記念すべき初作品がこちらでありまーす!
そしてやっぱり、世界遺産です^^

色鮮やかです! イスラム建築の影響を受けているとか 街灯もちょっと変ってる^^
こういうプレートは撮りたくなる。 この頃は直線を使っていたのですね。
少し離れた位置から 緑のタイルはつる草をイメージ 複雑な作りだわぁ。。

なにせ前の路地が狭いので、建物の全景を撮るのが難しいのですが、
タイル業者だったビセンスさんのお宅らしく、ふんだんに使われたタイルの外観を見る限り、
カサ・バトリョやカサ・ミラに負けず劣らずのインパクトでございます!
そしてこちらは現在、個人のお家として使われており、内部の見学はできないものの、
映像で見たところによると、パティオを囲む素敵なダイニングがあったりして、
とっても豪華なお宅だと思われます。

バルコニーも扉も凝ってますねー 下にまで柄がっ(@o@i) 花柄タイルの窓辺
1Fの柵は高い位置まである。 どなたでしょう。 この頑丈さは泥棒防止!?

建設当時、この敷地に黄色いお花が咲いていたことから、タイルに黄色の花をあしらったそうで、
自然と一体になることをテーマとしたガウディさんのポリシーはこの時から既にあったのですね。
門扉や鉄柵に用いられているシュロの葉も、同じくこの敷地に茂っていたのだそう。

番地でしょうか。 シュロの葉だらけの門扉^^ ランプの下もシュロの葉
敷地を囲む鉄柵もこの通り〜 葉っぱの先は尖らせてないですね。 ちょっぴり生活の香り漂うお勝手口

内部見学ができないのは残念ですが、外観だけでも見に来てよかった〜
やはりガウディさんの作品は、たくさんの驚きを感じられて楽しくなりますね^^



では来た道を戻るといたしましょ。

街路樹がトロピカル〜 若者が多い印象です。 素敵なランプ発見。

再び地下鉄のシングルチケットを購入して、「Diagonal駅」へ。





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