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2014年12月 ローマ&ヴァチカン旅行記

08 ヴァチカン美術館【お庭と彫刻】



ピナコテカを出たらそのまままっすぐに、『ピーニャの中庭』へ。
ピーニャとは松ぼっくりのことだそうで、ここにブロンズ製の巨大なピーニャの彫刻があることから、
そう呼ばれているとか。


これですか〜 後ろのオレンジの建物にマッチしてます。 くり抜かれたハーフドームの
真ん中に鎮座。

美術館の建物に囲まれた中庭は、芝生ありベンチあり、
美術館に来たことを忘れてしまいそうな寛ぎ空間です。


ピーニャの反対側。 中庭の中心にある球体。

この球体は、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ上部にある球体と同じ大きさなんですって。
こんかデッカイものが乗っているとは、クーポラの大きさはどれほどなのかー
後日、登った時に確かめてみなくては!




ではでは、展示室に入りまーす。
大小24の美術館が集まったヴァチカン美術館は、
途中スキップできる箇所もありつつ、なんとなーく順路が決まっていまして、
見学者はほぼ同じ方向に歩いています。


この階段を上がって展示室へ。 頭が犬?体が人間の
アヌビス像。

ゴッド・アヌビスがいらっしゃるのは、『エジプト美術館』
ピーニャの背後の建物です。
途中、窓から景色が見渡せました。


こんな高いところに上がってたんだ。 まっすぐに伸びる道。 屋上に洗濯物が〜今日はよく乾きそう。

そう言えば、入口から階段で上がったりエスカレーターに乗ったり、
気付けば結構高いところまで上がってきていたんですねぇ。



エジプト美術館を抜け左へ進むと、またまた中庭のような場所に出てきました。
『ピオ・クレメンティーノ美術館』
数々の古代彫刻が見られる迫力のコレクションです。


八角形の中庭。 中央の噴水。

中庭を囲む回廊に、早速傑作が並んでいます。

ヴェルヴェデーレのアポロ。 入浴前のシーンでしょうか? これはバスタブ??

バスタブらしき大きな桶がいくつも展示してありました。
やはり、古代ローマの方々はお風呂がお好きだったんですかね。


おぉ〜ラオコーン。 1世紀後半に作られたんですって。

2000年前に作られたラオコーンは、約500年前にコロッセオ近くから発掘され、
当時の教皇ユリウス2世が即購入されたそう。
2000前で既にこの繊細な仕事!驚きですっ。


ここは何かな?と思ったら、 動物の間でした。 ライオンの上に牛。。

動物の間というだけあって、ずら〜と動物の彫刻だけが並んでおりました。

天井も見逃せない、
ミューズの間。
ヴェルヴェデーレのトルソ。 何と!紀元前1世紀のもの。

腹筋にグッと力が入っている様が彫刻と思えないリアルさ。
ミケランジェロさんもこの作品を参考に、システィーナ礼拝堂のフレスコ画を描いたとか。


パンテオンのイメージで作られた、
円形の間。
大きなお皿? 床のモザイクが保護されている、
キリシア十字の間。

建物自体が美しく、お部屋に入る度感激してしまって大忙しです(^^;)



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